羊ヶ丘だより第92号 2020年1月29日発行
- ホテルランチと中島公園豊平館見学 1・2番館 看護スタッフ 今野 香代子
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去る十月二十九日(火)、秋季レクリェーションに行って参りました。
車窓から秋の景色を楽しみながら最初の目的地、京王プラザホテルに到着。
和食の食事処「あきず」でのランチへ。お膳に乗りきらないほどの料理と選べる副菜も多種あり、皆様とおしゃべりをしながら美味しく頂きました。「美味しかったね」「お腹一杯だね」と入居者皆様も大満足のランチでした。
次に向かったのは中島公園にある豊平館です。外観は何度も見ていますが中に入るのは初めてと言う方も多く、ガイドの方の説明に耳を傾けながら当時のままの装飾品や建築様式を見学しました。
天気にも恵まれ、晩秋のひと時を皆様と楽しんで参りました。
ホテルで一緒に記念撮影
秋晴れの豊平館 - クリスマスコンサート 1・2番館 ヘルパー 鈴木 照美
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十二月二十一日(土)、毎年恒例となりました真栄中学校の合唱部の生徒さんによるクリスマスコンサートが開催され、入居者皆様は、穏やかな表情で清らかな歌声に聞き入っていました。
ある入居者様は、静かに目を閉じて膝の上でリズムをとり、体を揺らし声を出して一緒に歌っていました。一世風靡したピンクレディーメドレーでは皆様、手拍子をしながら笑顔いっぱいで楽しまれ、素敵な歌声のクリスマスプレゼントを頂きました。
歌とダンス - クリスマス夕食会 1・2番館 フロント 山口 由香里
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「クリスマス夕食会」が、十二月二十三日(月)レストラン味彩で開催されました。
レストラン内はクリスマスツリーやお手製のサンタのバルーンアート、入居者様手作りのタペストリーなどで華やかな雰囲気になりました。
お食事も、クリスマスメニューで、クリスマスの雰囲気を楽しんで頂いたあと、会場の皆様でクリスマスソングを歌いました。職員のハンドベルでは、歌を口ずさんだりする入居者様もいらっしゃり、会場は温かな笑顔で包まれました。
入居者皆様と共に楽しい時間を過ごせたことを嬉しく思いました。
皆様とクリスマスソング - ボランティアの学生さん来館 1・2番館 ケア課長 佐藤 早智子
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昨年の十月から一月にかけての八日間、札幌国際大学より二名の学生ボランティアが来館しました。
主に、家事援助での清掃のお手伝いや、入居者様と一緒に体操などを行いました。
その他には、デイルームで、カルタやトランプ、クリスマスカード作りをして楽しみました。
大きなトランプを使用した「神経衰弱」では、一緒に考えたりしながら入居者様がカードを当てられると、拍手喝采。「凄い凄い。私達も覚えていなかったのに…」と、お孫さんのような学生さんに褒められ、照れながらも満面の笑顔の入居者様の姿が印象的でした。笑顔いっぱいの学生さんから、元気パワーをたくさん頂きました。
クリスマスカードが完成
懐かしいカルタ遊び
- お買い物レク 3番館 ヘルパー 斉藤 明美
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3番館では今年春と秋に入居者様が楽しみにしている買い物レクを開催致しました。
参加される方の希望を募り、十月は二日間に分けて行いました。
場所は、今回初めて平岡にあるイオンショッピングモールに行ってきました。
紅葉の時期も重なり目的地へ到着するまでの間、車中での色鮮やかな景色を楽しんでいらっしゃいました。
思い思いの物を購入されたり、カフェでお好きな飲み物を頼まれ、お茶を楽しんだ方もいらっしゃいました。後で感想を伺うと「楽しかった」と言って下さったのはもちろん「お店が広くて良かった」「買いたい物が買えて良かった」等、笑顔でお話ししてくださり、皆様に喜んで頂くことができたようです。
バルーンアートの前で記念撮影
美味しいコーヒーでひとやすみ - ハロウィン行進 3番館 理学療法士 伊東 優花
- 十月三十一日(木)は、ハロウィンということで、3番館でもハロウィンのイベントを行ないました。
園児たちから
歌のプレゼントをいただきました
「きゃんばすmini羊ヶ丘保育園+M」から仮装した園児がたくさん来館しました。園児たちが館内を駆け回り、「お菓子ちょうだい!」と、入居者様のところへ取り囲むように集まっていました。用意したお菓子を入居者様から手渡し、園児たちは両手いっぱいにお菓子を受け取ってとても喜んでいました。
その様子を見て、入居者皆様も笑顔で、楽しいひと時を過ごされており嬉しく思いました。 - 口腔ケア社内研修 3番館 看護主任 高橋 智子
- 口腔ケアは、口の中だけではなく、身体全体の健康を維持するために、必要なケアです。
知識・技術の習得、
連携強化を図っています
看護スタッフとヘルパーによる口腔ケア社内研修を行いました。
3番館での口腔ケアは、経管栄養の方は主に看護スタッフ、お食事が出来る方は、ヘルパーが対応しています。
最近はホームでの看取り介護を希望される方も増えている為、ケアの目的やポイント、乾燥してしまった口腔内のケアに着眼し、実践方法等を再確認しました。
入居者皆様の健康が維持されるよう、スタッフ一同協力し、より良いケアを提供したいと考えています。 - 訪問ネイルサービス 3番館 ケアマネジャー 水上 夏実
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訪問ネイルサービス『イルミナル』によるネイルサロンが月に一度開かれております。
マニキュアやネイルケア・ハンドマッサージをして頂けます。
また、お誕生月の方には、マニキュアやハンドマッサージをサービスで行なっています。
各々お好みの色のマニキュアを塗った入居者様のお顔を拝見していると、少し照れながらも、ぱっと明るい表情です。女性にとって綺麗になる事やおしゃれをする事は、気持ちを明るくさせ、心踊らせてくれるものだと思います。
また、ハンドマッサージも肌に触れ、癒すという面で、非常に有効であると思います。我々職員も、入居者様の整容やお洒落に一層気を配り、明るい気持ちでお過ごしいただける様にお手伝いしていきたいと思います。
自然と笑みがこぼれます
- 中島公園へのお散歩 中島公園 理学療法士 高橋 舞
- 十一月一日(金)と二日(土)の二日間で中島公園への散歩を実施しました。
中島公園の池の前で記念写真
当日は良く晴れていて、散歩には丁度良い天気でした。
中島公園内では日本庭園と豊平館を回るコースを散策し、各々の場所で記念撮影をしました。歴史を感じさせる建物があり、周辺では多くの観光客の方々が写真撮影をされていました。
公園内全体が紅葉の時期でもあり、皆様思い思いの落ち葉をお土産として持ち帰りました。
今回は五感で季節を感じることができた貴重な機会になったのではないかと思います。 - お誕生会ひょっとこ踊り 中島公園 ヘルパー 田中 美帆
- 十一月十四日(木)の誕生会に、入居者様のご友人によるひょっとこ踊りが開催されました。
ひょっとこ踊り
新年や五穀豊穣などの祝いの席で唄われた曲や、氷川きよしのズンドコ節に合わせてひょっとこのお面を付けた方々が入居者様の手拍子や笑顔、かけ声に合わせて踊り、楽しく明るい雰囲気につつまれた誕生会になりました。
お誕生者である入居者様には、ご友人が来館される事は当日まで秘密で、ご友人の登場に入居者様も大変喜ばれ、感謝の言葉を頂きました。 - 秋のバスレクリェーション 中島公園 看護スタッフ 小笠原 なほみ
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去る十月九日(水)、定山渓バスツアーが行われました。
最初に、さっぽろ湖第一展望台へ向かいました。
当日は残念な事に、小雨混じりの天気で、特に集合写真の時は風も強く寒くて震えてしまいましたが、何とか無事に撮影する事が出来ました。
定山渓鶴雅リゾート森の謌で昼食を頂き、食後はホテルのロビーで写真を撮ったり、売店でお土産を買われたりしていました。
続いて、八剣山ワイナリーに行きジュースやジャムなどの試食や試飲をされ、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。
入居者皆様と一緒に楽しい時間を過ごすことができました。
さっぽろ湖で集合写真
八剣山ワイナリーでお買い物 - クリスマス会
中島公園 施設長 鵜入 美津子
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十一月より中島公園施設長に着任いたしました鵜入と申します。今回は中島公園のクリスマス会を紹介したいと思います。
十二月十二日(木)に介護棟、そして十九日(木)に一般棟のクリスマス会がそれぞれ行われました。
介護棟では、ボランティアグループ「音優会」の永野様と渡辺様の二名を招いて、一緒に歌ったり、体を動かしたり、楽しい時間を過ごしました。
一般棟では腹話術を堪能いたしました。林由美子様と、人形のごんちゃんを招いての歌とおしゃべりにひきこまれました。
そしてイベントのあとは両棟とも美味しいクリスマスメニューを頂きました。
今回初めての中島公園クリスマス会でしたが、入居者皆様と楽しいひと時を過ごすことができ感謝しております。
膝の上に乗っているのが
ごんちゃんです
素敵な歌声が響きました
- 新春のお慶びを申し上げます 株式会社 シルバーハイツ札幌 代表取締役社長 金子 洋文
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新年のお慶びを申し上げます。
皆様におかれましては、益々ご健勝のことと拝察致します。
昨年は、本州を未曾有の台風が襲うなど自然災害はありましたが、ラグビーのワールドカップでは日本がベスト8に躍進し、また天皇陛下が即位、新年号「令和」となるなどおめでたい出来事もありました。
さて、当社は昨年も報告させて頂きましたように、テクノロジーの導入を引き続き進めており、医療器具である「眠りスキャン」の追加導入を進め、皆様の快適な眠りを妨げない取り組みを拡大しつつ、ご家族様や医療機関、行政等との情報交換促進のためのIT化も進めております。具体的にはタブレット端末の導入を進めておりまして、今後入居者皆様の状態についてお部屋でお話をしながら記録できるようになってゆく予定です。
また、より環境にやさしく、ご負担も軽減されるよう、これまでに1番館では暖房給湯設備の大幅な更新を行いました。
さらに、設備投資だけではなく、皆様の健康な生活を維持向上して頂くために、機能訓練指導員の拡充にも務めております。
そして、新しい試みとしては、日頃皆様のお世話をさせて頂いている職員が更にスキルアップできるよう、介護職員となるための初任者研修や国家資格である介護福祉士になるための実務者研修等を、社費を活用しながらグループ内で受けられる体制を札幌でも、構築致します。これは、既にグループとして関東では存在していたのですが、職員の雇用促進にも寄与していると考えております。
この様に、職員不足が叫ばれる中、新しい技術の導入、研修体制向上を通じた雇用促進、質の向上に取り組んで参りますので、その成果を実感頂けるよう今後とも注力してゆきたいと考えております。
最後になりましたが、今年も皆様が健康的に充実した日々を過ごせますよう祈念し、新年のご挨拶とさせて頂きます。 - 健康一口メモ 〜冬の運動不足に備えて〜 1・2番館 柔道整復師 小池 康久
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冬場になり、外は雪と氷でツルツル路面となり、外出には危険が伴う季節になりました。
当然、出かける機会も減り、運動不足にも繋がってきます。冬は夏に比べると全身の筋力が落ちやすくなります。
特に、足腰の筋力は「立つ」「座る」「歩く」といった私たちが生活する中で、とても大事な筋力です。
そこで今回は、その筋力の維持・向上を図る体操をご紹介します。
座ったまま行える体操で、テレビを見ながらでも簡単にできる体操ですので、ぜひ、お試しください。
ただし、回数はあくまでも目安ですので、無理をせずに、ご自分の体調に合わせて、行うことをお勧めいたします。@もも上げ体操(10〜20回)
椅子に腰かけて、片足ずつ膝を曲げてお腹側に近づけます。
【効果】
体のふらつきを防いだり転びにくくなります。A膝伸ばし運動(10〜20回)
椅子に座って、片足ずつ膝を曲げた状態からまっすぐに伸ばします。
足首を伸ばさないでなるべくかかとが直角に近くなるようにします。
【効果】
大腿四頭筋という膝から上のももの筋肉を鍛え、踏ん張りを強くします。Bつま先上げ体操とかかと上げ体操(それぞれ10〜20回)
『つま先上げ』
椅子にしっかり座り、足裏を床につけた状態から、つま先だけを上げて「スネ」の筋肉(前ぜんけいこつきん脛骨筋)を鍛える体操です。
『かかと上げ』
椅子にしっかり座り、足裏をつけた状態から、かかとだけを上げて「ふくらはぎ」の筋肉(下かたいさんとうきん腿三頭筋)を鍛える体操です。
【効果】
こちらの二つは歩く動作にとても大切で「ふくらはぎ」は第二の心臓とも呼ばれるように血液の循環に関して、とても重要な筋肉です。
また、「スネ」の筋肉は、前のめりになるのを防ぐ大切な筋肉です。C足指タオル引き体操(5〜10往復)
椅子に、しっかり座り床にタオルを敷きます。※タオルは少し湿らせておくとやり易いです。
片足ずつ足の指だけでタオルを手前に手繰り寄せます。
【効果】
体重を支えるのに大事な指の力、足裏の筋肉、「スネ」の筋肉も同時に鍛えられる体操です。
毎日、継続する事が大事な体操です。無理せず、ご自分のペースにあわせて、ぜひ行ってみてください。