羊ヶ丘だより第109号 2024年7月25日発行
- 健康講話 1・2番館 ヘルパー 齋藤 佳代子
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五月三日(金)、一階ロビーで入居者の皆様を対象に「笑う健康寿命」をテーマにした講話会を開催しました。
ロビーにて
前半は健康寿命について、笑うことが健康に繋がるというお話をさせていただき、後半は全員で「笑いヨガ」を行いました。
その中でも最後に参加者の皆様に「大笑い」していただこうと、入居者様に提供していただいた大笑いする猫のぬいぐるみをお披露目すると、講話の締めにふさわしく、会場には「大笑い」が起こり素敵な講話会になりました。
普段の生活では、笑うことが少ない方もいるかもしれませんが、テレビを観ている時や、鏡の前に立った時にニコッと笑っていただけると嬉しいです。
気付いたときに意識してもらうことで気軽に続けられる健康法ですので、是非意識してみてください。
- 音楽療法ドルチェ来訪 1・2番館 生活相談員 青山 綾子
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六月十一日(火)十時から、1番館一階ロビーで音楽療法グループ「ドルチェ」の皆様にご来館いただきイベントが開催されました。
音楽療法は、音楽を通じて心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上に向けて行う治療技法です。
ご挨拶後、入居者皆様と「雨降りお月さん」や「瀬戸の花嫁」などを一緒に歌い、タンバリンや鈴をリズムに合わせて鳴らして、全身で音楽を楽しんでいただきました。
「ソーラン節」では四十名ほどの入居者様がリズムに合わせて鳴子を振り、とても迫力のあるひとときとなりました。
終了後は、フロントに用意された麦茶を飲みながら「久しぶりに皆で大きな声で歌えて楽しかった」「心も体もスッキリしたわ」など、入居者皆様の生き生きとした表情がとても印象的でした。
- 衣料品販売会 1・2番館 フロント 石垣 あゆみ
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六月二十一日(金)、衣料品出張展示販売の「さいじょう」が来館し、1番館ロビーにお店を開きました。
ロビーには楽しみにしていた入居者皆様がお集まりになり、洋服・肌着・タオルなど、お目当ての商品を手に取り、生地を確かめたり、体に当てて鏡を見たりして楽しまれていました。
「見ているだけで楽しめる」「品数が多くてとても悩む、でも悩むのが楽しいの」「手頃な値段で買いやすい」「洋服を新調できて嬉しい」「よい時間をすごせた」「外に買い物に行けないので有難い」等、皆様から好評のお声がたくさん聞かれました。
入居者皆様にとっては、館内で気軽にお買い物を楽しむことができて気分転換になっていた様子でした。
洋服販売会の様子
- お花見ドライブ 3番館 生活相談員 石田 由紀子
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五月十四日(火)、事前にお声掛けをし、参加を希望された入居者皆様と一緒に、お花見ドライブに出かけました。
白石こころーど(旧白石サイクリングロード)沿いの桜をゆっくり車窓から眺め、月寒東三条にある『とんつき憩いの広場』で下車、満開の桜の下を散策しました。
新型コロナウイルスの影響で、外出してのお花見は五年ぶりとなりました。
「外の空気を吸うのは気持ちがいいね」「来年もこの子たちを見に来なくちゃ、また連れてきてね」と笑顔をたくさん見せていただきました。
入居者皆様と共に春を感じるとても楽しい時間を過ごすことができました。
いよいよ出発〜!
とんつき憩いの広場
小リンゴの花も綺麗でした
お花見ロードをゆっくり散策
満開の八重桜の下で - ロビーコンサート 3番館 ケアマネジャー 佐々木 政幸
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六月三十日(日)、ボランティア音楽ユニット「リンデンバウム」様による「安らぎコンサート」が開催されました。
新型コロナウイルスの影響で、五年ぶりのロビーコンサート開催となり、楽しみにされていたご入居者皆様とご家族の皆様合わせ六十名以上の方が鑑賞されました。
ピアノ、フルートの音色に合わせ、ソプラノとテノールの歌声がロビーに響き渡り、さまざまなジャンルの演奏に聞き入っている方や一緒に口ずさむ方、それぞれ楽しい時間を過ごされました。改めて「音楽の力は偉大だな」と実感したひと時でした。
次回は「敬老の日」に来ていただけるとのこと。今からとても楽しみです。
リンデンバウムさん
素敵な音色、歌声♪
一緒に歌いました♪ - たこ焼きパーティー 3番館 総務 棧敷 典子
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六月十九日(水)、入居者皆様の希望により毎月一回行っている「3番館クラブ」の一環で、たこ焼きパーティーを行いました。
2階中央サロンにて「たこ焼き」の“のぼり”が上がる中、施設長をはじめ職員が入居者皆様の目の前でたこ焼きを焼きました。
できたて熱々のたこ焼きを召し上がった皆様からは「おいしいね〜」「初めて食べたよ」「おかわり!」などのお言葉をいただき、おいしいたこ焼きの匂いと笑顔でいっぱいになりました。
各地でお祭りが始まるこの時期、皆様に少しでもお祭り気分を味わっていただけたなら幸いです。
焼けましたー!
生まれて初めて食べました。
美味しかった♡
上手に焼くねー!
たこ焼き美味しいよ♪
うまい!
- お花見さんぽ 中島公園 機能訓練指導員 大塚 あぐり
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毎年四月下旬〜五月上旬頃の中島公園は桜が見頃で、お花見をするため多くの方々が来園されます。シルバーハイツ中島公園でもこの時期になると入居者様とお花見に行きます。
ソメイヨシノやシダレザクラが綺麗に咲いておりました。見とれて立ち止まってしまう程です。特に豊平館前に植えられているソメイヨシノが立派に咲いており「すごい綺麗だね。嬉しい気持ちになりますね」「今年も桜を見に来られて良かった」と入居者様は大変喜んでおりました。
また池には鴨が泳いでいたり、蝶々が飛んでいるのを見て、「かわいいね」「春だね〜」と楽しんでいる様子でした。
長い冬を乗り越えて、徐々に気温が高くなり、桜やチューリップなど色々な花が咲き始めると、春を感じて気持ちがわくわくします。
夏は木々の葉が濃い緑となり、秋はオレンジ色や黄色に染まって紅葉となり、四季を感じられる中島公園は、入居者皆様のお気に入りスポットです。また入居者様と散歩に行くのが楽しみです!
綺麗だね〜と喜んでいました!
豊平館前の桜が最高に綺麗でした!
大きな枝垂桜!見惚れました
ソメイヨシノ満開でした - 画集紹介 中島公園 施設長 鵜入 美津子
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このたび、一般棟にお住いの柿本喜代子様のご夫君であり一昨年秋に亡くなられた柿本胤二様の画集が出版されましたのでご紹介したいと思います。
今回、画集出版にあたっての経緯などを奥様の喜代子様にお話を伺いました。お二人の息子様とお婿様が「戦争体験者の絵は描く人が少ないので貴重」という思いがあったと話されていました。「私には言わないで、息子たちが決めた事なのよ。写真ももっと良い写真があったのに」と笑っておりました。
戦争体験したものでなければ描くことのできない絵は、文章も含め、心に響くものばかりでした。アトリエの風景や短歌、写真も載っており、読みごたえもございます。
また、原画は北海道立文学館に保存されており、六月二十五日から九月十六日までは、「嗚呼メレヨン島」として常設展示されます。画集はフロントにも置いてあります。
今回この画集を寄贈いただき、喜代子様、ご家族様に感謝しております。
ぜひこの機会に皆様もお手に取ってみて下さい。
- 訪問販売バザー 中島公園 ケア課 クマル ビべク
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六月七日(金)に、一階レストランにて訪問販売バザーが開催されました。
入居者皆様のために、ホームで企画したもので、コロナの影響によりしばらく開催出来ずにいましたが、久しぶりの開催とあって、多くの入居者様が足を運ばれました。
販売品の種類はたくさんあり、お菓子、果物、アイスクリームなどの食品の他、衣料品や日用雑貨なども豊富に取り揃え、その品揃えはまるで小さなコンビニのようです。
私は、買い物カゴを持って、商品を運ぶことが困難な入居者様の援助をさせていただきました。お部屋まで品物を運んだ時に「久しぶりに買い物ができて、とても楽しかった」と笑顔で話されている姿が印象的でした。
特定技能生として、今年二月にシルバーハイツ中島公園に入社して四ヶ月が経ちました。この催しを通して、普段とは違った入居者様の表情を垣間見ることができ、このような幸運に出会えて嬉しく思いました。
「どれにしたらいい?」
大盛況なひとときとなりました
素敵な画集です
- 創成川(旧 大友堀)
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1866(慶応2)年、二宮尊徳の開墾の仕法を学んだ弟子の大友亀太郎が箱館奉行所の命で札幌村開墾に着手。土地、道路、架橋、水路などを開墾。特に水路は札幌村の開拓を担う一大事業で「百万両の大工事」と称された。人々はこの水路を「大友堀」と呼んだ。現在の創成川の基礎となる水路となった。
大友堀は現在の南4西2付近を流れていた胆振川から取水し西1丁目へ。そこからまっすぐ北へ流し(現在の創成川)、北6条で北東へ向きを変えて現在の北13東16付近で伏籠川に合流させた。
後に西1丁目の水路をまっすぐ北へ流したためこの北東への斜めの水路は埋め立てられたが、これが現在斜めに走っている「ファイターズ通り」となった。
1874(明治7)年、「大友堀」を、創成橋の下を流れる川ということで「創成川」と改める。名称を改めてから今年で100年。
1988(昭和63)年11月、創成川は創成橋とともに、さっぽろ・ふるさと文化百選に選定。
- 健康一口メモ 〜夏バテ予防について〜 3番館 看護係長 橋 智子
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今回は、暑さが心配になるこの時期にオススメの「夏バテ予防」のご紹介です。
夏バテとは、高温多湿の夏に体が対応できずに起こる、様々な体調不良の事です。
暑さのせいで食欲が落ち、食べ物や飲み物も冷たい物ばかりになりがちで、胃腸の疲れを引き起こす原因になります。また、汗をかくと、水分だけではなくビタミンやミネラルも排出されるので、脱水状態になってしまいます。体に必要な栄養素が不足すると、免疫力低下にも繋がります。●豚肉、納豆、玄米、鰻などのビタミンB1(疲労回復)
●トマト、カラーピーマン、ブロッコリーなどのビタミンC(免疫力アップ)
●肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質(体を作る)
これらは、夏バテに、効果的な食材と栄養素なので、オススメです。
また、脱水は夏バテの原因にもなります。高齢者は汗をかきにくく、喉が渇いたことを意識しにくいので、脱水になりやすいとされています。
脱水は、体の水分が足りなくなる状態で、主な症状は、口の渇き、体のだるさ、微熱、立ち眩みなどがあります。ひどくなると、食欲低下や脱力、動悸、意識障害なども出ます。
食事以外でも、お茶の時間を設け、口の渇きがなくても定期的に水分補給をするようにしていきましょう。トイレに行く回数も気になりますが、水分摂取を控えない様に気を付けましょう。
今年は夏バテしない様に、参考にしてみてください。
何か気になる症状がある場合は、早めに診察を受けるようにしましょう。