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シルバーハイツ札幌 羊ヶ丘だより

羊ヶ丘だより第82号 2017年7月28日発行

お花見 1・2番館 ケア課長 佐藤 早智子
 5月4日(木)、5日(金)に、介護保険を利用されている入居者皆様をお誘いし、近隣の「福住小川公園」と「森林総合研究所」をドライブしながら、お花見に行って参りました。
 特に、4日は、お天気にも恵まれ「福住小川公園」では、青い空の下、こぶしの花と桜が満開に咲き誇り、その上でこいのぼりが気持ちよさそうに、大空を泳いでいる姿が印象的でした。
 「森林総合研究所」の桜並木は圧巻でエゾヤマザクラなどが満開でした。たくさんの方々がお花見に訪れ、楽しまれていらっしゃいました。
 車窓からの短い時間でしたが、普段、外出の機会が少ない皆様にとっては、気分転換にもなり、「綺麗ね」「気持ちがいいわ」等、いつもよりお話が弾み、皆様満面の笑顔を咲かせていらっしゃいました。
町内会花植え 1・2番館 総務係長 川南 大士
 新緑が爽やかな5月20日(土)に、福住むつみ町内会の活動で、歩道の植樹帯に花を植える活動に参加致しました。場所は、シルバーハイツ羊ヶ丘1・2番館と札幌ドームの間を通る向ヶ丘通りです。白と黄色の芝桜を、総勢20名ほどで植え込むと綺麗な花壇の歩道になりました。
 交通量が多い通りですが、ゆっくり走る車も出現し、スピードダウンの安全運転にも一翼を担っているのかもしれません。また、綺麗な所へ、ゴミのポイ捨ても、出来なくなることでしょう。健気に咲いている様子を見ていると、心穏やかな気持ちになります。
 今後も、地域の施設として町内会活動に参加させて頂きたいと思います。
卓球 1・2番館 総務 菊地 茂美
 最近、日本代表選手が大活躍をしており、連日のテレビ報道で卓球が脚光を浴びています。
 ハイツの入居者様と職員の会話の中でも話題となっていました。
 お話をする中で、卓球を現在もしている入居者様がいらっしゃり、私自身も、多少経験があったので、お手合わせをお願いすると快く引き受けてくださいました。
 その後は、定期的に毎週月曜日、午後6時から1番館ロビーで、他の職員も交えて、1時間ほど心地よい汗を流しております。
 入居者様とスポーツを通じて交流する機会ができ、とても楽しい時間を過ごしています。
手作りかるた 1・2番館 施設長 川中 誉代
 今からちょうど10年前、アクティビティの時間を利用し、入居者皆様と職員が共同で「かるた作り」を行いました。1文字ずつ読み札の言葉を、真剣に意見を出し合い決め、絵札の下書きから色塗りまで行い、完成まで2ヶ月程かかりました。時の経つのは早いもので、この時かるた作りに参加して下さったある入居者様の小さかったお孫様は、もう成人を迎えられる年齢になられたそうです。懐かしさと当時の思い出いっぱいのかるたを数点ご紹介させて頂きます。
 『スイカ割り 子供喜ぶ 夏休み』
 『椰子の実の 南の島に 行きたいな』
 6月28日(水)、このかるたを使用し、かるた大会を開催致しました。1・2番館オリジナルかるたを初めてご覧になる方々には新鮮で、とても楽しい会となりました。
転倒予防祭り 3番館 機能訓練指導員 阿部 淳哉
 4月26日(水)、3番館で初めての試み「転倒予防祭り」を実施しました。これは毎週機能訓練に携わって下さる理学療法士の浜先生が、入居者皆様がより参加しやすいようにと発案してくださったイベントです。
 ホーム内を杖や歩行器使用を含め、ご自分の足で移動されている入居者皆様を対象に、まず転倒の要因に関する説明を行ないました。その後筋力や静的・動的バランスの検査を行い、後日数値化(転倒危険度としてパーセント表示)した指標に浜先生からのコメントを添えて参加者の皆様に説明させていただきました。
 転倒予防への関心を高め、スタッフ側は今回の結果を踏まえて訓練プログラムの見直しができる良い機会となりました。これからも定期的に継続していければと考えております。
リンデンバウム ロビーコンサート 3番館 管理部 西村 高大
 4月28日(金)に歌とピアノ・フルートによるアンサンブルユニット「リンデンバウム」の皆様によるロビーコンサートが開催されました。
 ピアノやフルートの伴奏による独唱やソプラノとテノールの二重唱、入居者皆様を交えての合唱、さらにはピアノソロなど多彩な演奏をご披露いただきました。
 事前に配布した歌詞カードを見ながら沢山の入居者様が一緒に歌っていらっしゃる姿が非常に印象的で、およそ40分のコンサートでしたが、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
お花見散歩・ドライブ 3番館 生活相談員 柴田 直美
 5月、桜が綺麗に開花し、気温も暖かい日にお花見散歩とドライブに行ってきました。
 お散歩は、外出準備の段階から皆様の笑顔も満開で、近隣の木々や草花を観賞しながらゆったりとお散歩をしました。
 そそぐ風や花々の香りに、春を感じながら、桜を見上げては「綺麗だね」と微笑まれ、道端に色とりどりに咲くチューリップに「かわいいね」と表情優しく笑顔多く喜ぶ姿に共に嬉しく感じました。
 ドライブでは、森林総合研究所と福住小川公園の2か所に行って車内から見事に満開の桜を眺めました。
 森林総合研究所の帰りには両側に桜が満開の坂があり、素晴らしい光景で、車内に歓声が溢れました。
 来年も入居者皆様の笑顔満開お花見散歩、ドライブを行いたいと思います。
大正琴 ロビーコンサート 3番館 総務 武田 准一
 5月26日(金)大正琴によるロビーコンサートが行われました。
 今回は、「琴城流 大正琴 愛好会」より6名の方にお越しいただき大正琴の演奏をご披露いただきました。
 演奏曲は、歌謡曲を中心に唱歌も含め10曲を披露していただきました。
 あらかじめ用意した歌詞カードを見ながら歌い、手足でリズムをとりながら次々と演奏される懐かしい曲に微笑みながら聞いていらっしゃる入居者皆様の姿が印象的でした。
 春レク 中島公園 ヘルパー 田中 美帆
 気温が上がり、暖かい兆しが見えてきた5月3日(水)、4日(木)に中島公園にて介護棟春レクを開催致しました。
 シダレ桜や咲き誇るエゾ山桜に春の訪れを感じ、皆様も微笑まれておりました。また、天候にめぐまれ、多くの人でにぎわっており、散歩している犬を「かわいいね、お利口さん」と、なでて喜ばれる入居者様、また家族連れの方も多く、かけまわる子供たちを見て、目を細めている入居者様もいらっしゃいました。お花見だけではなく、近隣の方々とも交流を持てた機会となりました。
 桜や豊平館をひととおり散策したのち、菖蒲池の近くでお茶タイムを設けました。池にはカモなどが泳いでおり、景色を楽しまれながらお茶を飲み、「次は藤の花の時期だね」と、語り合いながら、帰路につきました。最後に記念写真を1枚撮り、春らしい景色を様々なところで楽しめた1日となりました。
 日帰りバスツアー レクリエーション 中島公園 看護スタッフ 新堂 康子
 6月22日(木)「新緑の香り〜支笏湖畔の旅」と題してバスツアーが行われました。朝からの曇り空で雨降りの心配もありましたが、行きのバスの中、唱歌「故郷」を合唱され楽しみながら支笏湖へと向かいました。支笏湖到着時はパラパラと小雨が降っていましたが、霧もなく綺麗な支笏湖をバックに記念撮影が出来ました。
 昼食は支笏湖畔のホテル「水の謌」で、窓の外の景色を楽しみながら和会席のお弁当に舌鼓を打たれていました。
 午後からは千歳市の「サケのふるさと千歳水族館」へ移動しました。
 水族館の中で千歳川の川底をガラス越しに見る事が出来たり、直接魚に触れたりできるコーナーもあり、壁一面の大水槽には入居者皆様から歓声が上がりました。
 最後は道の駅「花ロードえにわ」に寄りました。こちらの道の駅は大型の花時計や、花と野菜の直売所があり、皆様はにこやかにお土産を購入されていらっしゃいました。
 あいにくのお天気ではありましたが、帰りのバス内でも皆様で合唱され、お腹も心も満足され楽しい1日となりました。
 茶話会 中島公園 ヘルパー 平澤 理絵
 6月1日(木)介護棟にて茶話会が行われました。
 多くの入居者皆様が参加され、話をすることができる良い機会にもなりました。
 今回の茶話会は、2種類のゲームを用意致しました。
 1つ目の的当てゲームでは、お手玉を的に当てて点数を競いました。的に当たった時には点数に関わらず歓声があがったり、「頑張って」と他の入居者様を応援したりと、皆様楽しまれていました。
 2つ目のダーツでは特に男性入居者様が真剣な眼差しでダーツの矢を投げて参加されていました。
 最後まで盛り上がったゲームの後はアイスティとアイスコーヒーで周りの方と歓談され楽しいひとときを過ごされました。
 買い物レクリエーション 中島公園 ヘルパー 坂入 康子
 心地よい温かな日差しに恵まれた6月29日(木)に、イオン札幌桑園店にて買い物レクリエーションを行いました。
 参加される入居者皆様それぞれにお目当ての品があり、買い物リストを準備されている方もいらっしゃいました。
 カートを押しながら広い店内をゆっくりと回り、希望の品を手に吟味しています。
 「商品を見ているとリスト以外の品でもいろいろと欲しくなってしまうわ」との声も聞こえてきました。
 買い物の最後には、フードコートでコーヒーを飲みながら談笑していると、参加者の中に、当日お誕生日を迎えられた方がいらっしゃり、他の入居者様から「おめでとうございます」と歓声が上がりました。
 笑顔溢れる買い物レクリエーションとなりました。
豊平川の渡守 後篇


 志村鉄一と吉田茂八の2人は箱館奉行からの幕命を受けて豊平川の渡守となる。しかし、時代は変わり1872(明治5)年、開拓使が豊平川に橋を架けたことによって、渡守を失業することになった。
 開拓使判官 島義勇は志村鉄一の通行屋を創成川畔(南大通西1丁目)に移して仮本陣をつくった。これは鉄一が通行人を宿泊させていた建物である。このため、鉄一と家族は職と住居を失ってしまった。豊平川の剣客は、彼一代でその姿を消してしまった。明治新政府になり、開拓使庁は彼を遇することを考えなかったのであろうか。時代の変遷とはいえ、東西陸上交通の要点であった豊平川の渡船場を、ただ一筋に守り続けた鉄一に対する処遇は冷淡というよりほかにない。その末路は哀れであったと伝えられ、消息は詳らかではない。一説には定山(定山渓を開いた美泉定山)を訪ねてゆく途中、行方不明になったともいわれている。
 一方、吉田茂八は、維新前より、渡船業は人を雇用して営み、自身は建設請負人となった。札幌が開けた後も官に使われ山案内をしたり、建設請負や伐木などで大変徴用されていたようである。1870(明治3)年に南3条から南6条までの掘削工事を請け負い、その区間は「吉田掘」と呼ばれるようになった。吉田堀上流は鴨々川に、下流は大友堀に接続、現在の創成川の前身である。その後も建設請負業は好調であり、約1300平方メートルの広い宅地には、家族3人に加えて奉公人12人を抱えていたという。その後の茂八について詳しいことはわかっていないが、少なくとも95歳ごろまで生きたらしい。
すこやか新生活 -紫外線について- 中島公園 ヘルパー 井磧 美恵子
 紫外線は、太陽光に含まれているもので、同様に含まれている可視光線や赤外線より波長が短く、エネルギーが大きいので、物質に化学変化を起こさせやすい特徴をもっています。
 紫外線を浴びることによって起こる影響の1つに肌への影響があります。
 肌の老化は『加齢老化』と『光老化』の2種類に分けられ、『光老化』は紫外線などの太陽光線を長時間浴びると、肌の色のくすみ、シワ、シミ、たるみなど皮膚ガンや免疫力の低下にまで至りますので、過度の紫外線の浴びすぎには注意が必要です。

5月〜8月は紫外線対策の月

この時期は、雨が多いことや太陽光線に当たらなくても紫外線ってあるの?
はい
曇っていてもこの時期の紫外線量は多いのです。
色の濃いサングラスをかければ、目の日焼けは防げるの?
いいえ
色が濃いレンズだけでは瞳孔が開いてしまうのでNGです。UV(紫外線)カット機能のついたサングラスの方が良いでしょう。

目からも紫外線に注意!

  1. ①目に紫外線が当たると目の細胞にダメージが生じます。
  2. ②ダメージに反応し、脳は「メラニンを作れ」と指示を出します。
  3. ③肌に紫外線が当たらなくてもシミ・そばかすで肌が黒くなります。
 7センチ以上のつばの付いた帽子で50%程度の紫外線をカットできます。これにサングラスをかけるとおよそ90%までカットできると言われています。
紫外線対策に効果が期待できる食べ物はあるの?
はい
トマトはリコピンの抗酸化作用があり、ヨーグルトは紫外線からのバリア機能があるといわれています。

※日光を適度に浴びる事も大切です。
 紫外線を浴びることでビタミンDは体内で作られます。ビタミンDは骨の形成に関わる栄養素。不足すると骨粗しょう症等になりやすくなると言われています。