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シルバーハイツ札幌 羊ヶ丘だより

羊ヶ丘だより第78号 2016年7月28日発行

「歩け歩け運動」「リズム体操」 1・2番館 ヘルパー 小林 良子
 シルバーハイツ羊ケ丘1・2番館で長年続けて皆様に親しまれている体操をご紹介します。
 1番館の広いロビーの空間を利用して、毎日、午後3時から明るく元気な「365歩のマーチ」が流れ、リズムに合わせながら、ロビー内を歩きます。早いスピードで歩く方、ゆっくりご自分のペースで歩く方、お喋りをしながら歩く方、椅子に座りながら足踏みをされる方、その場で、リズムに合わせてカスタネットを叩く方など、皆様、楽しまれています。
 20分程歩いた後は、10分間の休憩があり、「リズム体操」が始まります。まずは「四季の歌」を元気に歌います。続いて「知床旅情」「宗谷岬」「好きです。さっぽろ」の3曲に合わせて、体操が始まります。参加される皆様はそれぞれの歌を口ずさみながら、首を回したり、腕を上げたり、体を曲げたりしています。体操の動きや順番を、しっかりと覚えている方が多く入社当初は皆様の動きをお手本にさせて頂き覚えたものです。
 これからも、元気に健やかにお過ごし頂ける健康増進の場として、そして、皆様の楽しい憩いの場となりますように、続けて行きたいと思います。
一休みしたあとは体操です 音楽に合わせてロビーをぐるぐる
一坪農園 1・2番館 施設管理 上野 信

実りの秋が楽しみですね

 日ごとに日差しが強くなり、夏の訪れを感じる頃となってまいりました。
 毎年、開園を心待ちにされている入居者様も多く、さらに皆様、野菜や植物を育てるのがとてもお上手で、こちらも見ているだけで楽しい気分になってきます。
 これからの季節、強風だったり暑い日が続いたりしますので、こまめに水分を取って、休憩しながら農園作業を楽しんでいただければ幸いです。
ラウンジからの眺め 1・2番館 総務主任 佐藤 尚子

札幌ドームがすぐ近くです

 1番館6階ラウンジからの眺めは見晴らしが良く、札幌ドームとポプラ並木が続く景色が見えます。
 天気の良い日は、札幌ドームの屋根に、太陽が綺麗に反射する様子が間近に見ることができ、また札幌ドーム敷地内(屋外)で打ち上げる「ファイターズ花火大会」の日には、ラウンジから花火を楽しむ入居者様もいらっしゃいます。花火を楽しまれた入居者様は、「本当に良く見えますよ。」とお話しされていらっしゃいました。
北海道808(やおや)市場 1・2番館 事務長 新村 逸朗

どれも美味しそうで迷います

 昨年の12月より、毎週水曜日に来館している北海道808市場をご紹介します。
 白石区菊水に店舗を持つ八百屋さんで、3ホームへ移動販売「生鮮マーケット」としてご来館いただき、フルーツを中心に季節の野菜、おいしい惣菜なども販売していただいております。毎週楽しみにされている入居者様も多く、悪天候で買い物に行けないときなどは特に重宝していらっしゃるようです。
 これからも新鮮な果物など販売していただけますよう期待しております。
お花見散歩・ドライブ 3番館 施設長 菅 千穂
 5月は桜の開花に合わせて、近隣へのお花見散歩とドライブに行ってきました。
 お花見散歩では、3番館の敷地を出て、入居者皆様と桜やツツジ、水仙、チューリップなど春の花をゆっくり眺めながら、春の風を感じることができました。
 「去年もこの桜を見に来たけど、すごく立派よね」と大きな桜の木を目の前に回想を交えてのおしゃべりも弾み、笑顔がみられていました。
 お花見ドライブでは、福住にある森林総合研究所と小川公園を巡ってきました。まさに桜が満開のこの時期は、見学者で車も人も混雑していました。参加された方は、「見事な桜だ。連れて来てくれてありがとう。」「こんなところがあったなんて、どこの桜より立派だね。この桜を見られただけで十分。」などの歓喜の声が車中に響いていました。
 来年も皆様とご一緒に桜見学に行きたいと思います。
満開の桜を見ることができました
紙芝居上演会 3番館 ケア課課長 鵜入 美津子
 5月28日(土)に、北海道紙芝居研究会「かぜるん」による紙芝居が行われました。
 かぜるんの訪問も、今回で4回目となり、入居者皆様からも「楽しみにしていました」とのお言葉がありました。
 4本のお話を上演して下さり、どれも引き込まれる内容でした。また、作品の合間に行われる指体操も楽しく参加されていました。
 ♪たけのこ、たけのこ〜と指を1本ずつたてていき、やがては両手でパンパンと拍子をとります。入居者様の手のひらによる拍子木で、2作目が始まります。
 昔、道行く人々や子供たちを集めた街頭紙芝居を思い出す方もいらっしゃるのかも知れません。毎回楽しませてくださる「かぜるん」に感謝しつつ、また来て下さる事を入居者様共々楽しみにしています。

今日はどんなお話が聞けるか楽しみにしていらっしゃいます

音楽療法 3番館 ヘルパー 荒生 沙耶香
 「音楽療法」とは、対象者の年代に合った曲を一緒に歌ったり、曲に合わせて体を動かしたりして楽しんでもらうことや、一人ひとりの思い出の曲、馴染みの曲などを使って身体機能の向上を図ったり、回想することを目的としています。
 今回、音楽療法士の友人と一緒に「音楽療法」を行わせていただきましたが、普段は表情の変化や、言葉数の少ない入居者様が、笑顔になって、少しでしたが一緒に歌を歌ってくれました。また、いつもお元気な入居者様は、歌や話の内容を懐かしまれ、歌と歌の合間に、お隣の方との会話が弾んでいたり、しっかりと歌と振付を真似して下さったりと、最後まで笑顔が溢れていました。
 とても緊張しましたが、終了後には、入居者様や来館されていたご家族様から「よかったよ」と声を掛けていただき、とても嬉しく思いました。また、皆様と一緒に「音楽療法」を行っていきたいと思います。
音楽に合わせて体を動かしてみましょう
中庭 3番館 総務 桟敷 典子

花いっぱいの中庭

 3番館にはロビーに面した中庭があり、花壇には四季折々の花が咲きます。入居者様はロビーから庭を眺めたり、天気の良い日はご家族様や職員と散歩を楽しまれていらっしゃいます。ライラックの花が咲いた時には「ここでこんなに綺麗な花が見られるから街まで行く必要がないの」と仰りながらお花見をされる方もいらっしゃいます。
 冬になると中庭に灯ったイルミネーションを「今年も、もうそんな時期なのねぇ」と眺めていらっしゃいました。フロントに立ちながら、入居者皆様とそんな何気ない会話を楽しみ、私も四季の移り変わりを感じています。
 4・5月お誕生会 中島公園 総務 本間 理紗
素敵なダンスで
会場も華やかに
 5月19日(木)1階レストランにて、一般棟の4・5月のお誕生会が行われました。
 お誕生者様の紹介とお祝い品贈呈の場面で、西潟施設長と記念撮影も行い、入居者様の笑顔がとても印象的でした。
 催し物は「フラナリ・KIKI・渡辺」の皆様7名によるフラダンスでした。手作りの衣装を身にまとい、軽快なリズムで踊る華やかな光景に入居者皆様も手拍子で楽しんでいらっしゃいました。また、手振りだけで参加できるものもあり、入居者皆様、踊り手の方々、職員全員で音楽に合わせて踊ることで一体感に包まれ、会場は明るい雰囲気になりました。これからも入居者皆様に楽しいひとときを過ごしていただけるよう、微力ながら務めてまいりたいと思いました。
 4・5月お誕生会 中島公園 ヘルパー 奥村 瑞子
懐かしの「黄金バット」
 去る5月12日(木)、介護棟のお誕生会が開催されました。5階で行なわれた今回の出し物は「笑団屋真田組」さんの紙芝居と腹話術でした。題目は、「黄金バット」。太鼓をたたいて登場されると、皆様目をキラキラさせて期待されているようでした。中には、懐かしさで目がうるんでいる方もいらっしゃいました。
 その後は、別のフロアに移りお食事会となり、皆様楽しそうにお喋りをしながら召し上がり、特に料理長手作りのデザートは格別だったようです。
 紙芝居を楽しまれ、お食事でもご満足いただけたお誕生会となりました。
  茶話会 中島公園 ヘルパー 菅田 理沙

誰が一番札を
取れるでしょう?

 6月9日(木)介護棟の4階食堂にて、介護棟茶話会が開かれました。
 今回は「昔遊び」をテーマに、カルタ・お手玉等をいくつかのテーブルに分けてご用意し、それぞれのテーブルでお楽しみいただきました。
 お手玉やあやとりでは「懐かしいね、子供のころを思い出すね」と笑顔がこぼれ、ジェンガでは「ハラハラするね」と緊張しながらも、成功した際には「やった」と喜びの声があがり、トランプでは一番に上がった方に拍手が起こりました。大変盛り上がり賑やかな茶話会となりました。

はとぽっぽの会の皆様

 6月16日(木)一般棟の1階レストランにて、一般棟茶話会が開かれました。
 今回の出し物はボランティアグループ「はとぽっぽの会」の5名様に、踊り・民謡・フラダンスを披露していただきました。
 着物やフラダンス衣装を着ての演目に、入居者様から掛け声や手拍子が起こりました。おこさ節では、ひょっとこのお面を着けたボランティアの方が入居者様の目の前まで行き、入居者様から笑顔がこぼれておりました。
 これからも様々な内容の茶話会を開催し、入居者皆様が笑顔で楽しんでいただけるよう努めて参りたいと思います。
玄関前の花飾り 中島公園 施設管理 村井 誠
バランスが難しい寄せ植え
 札幌も風薫るいい季節になりました。
 今年も正面玄関前にプランター5個を置いて花を飾りました。色々な花を寄せ植えするのですが、これがまた難しいのです。
 皆様に季節を感じて喜んで頂けると幸いです。
 皆さま、南9条通りを通ることがありましたら、シルバーハイツ中島公園の前でちょっと立ち止まってみませんか。
札幌停車場(現札幌駅)の今と昔


 1880(明治13)年11月28日、小樽市手宮−札幌間に開通した幌内鉄道の終点に札幌停車場として仮の建物で開業した。
 1881(明治14)年12月に木造平屋建て、白壁の洋風建築である2代目駅舎が完成。翌年に幌内までの延伸も完成する。この手宮−幌内線が完成したおかげで物資の輸送費が大幅に安くなり、物価がかなり下がったとか。
 1907(明治40)年10月に2代目駅舎が火災で半焼したために建て替えられる。この3代目駅舎は木造2階建て、ルネッサンス式の洋風建築。
 4代目は4階建て青壁、5代目は高架駅になり札幌ステラプレイスに隠れる格好となる。
 明治10年台には札幌停車場の一日あたり利用者数は数十人だったのが、明治の終わりには千人を超え、現在は18万人以上(平成26年駅別乗車人員経年変化による)が利用している。
すこやか新生活 -健康で過ごすために- 3番館 作業療法士 河岸 菜穂子

 健康とは、「『病気ではない』事ではなく、肉体的にも、精神的にも、社会的にも満たされた状態にあるということ」と定義されています。

●健康であるということは、

1、身体が健康であること
2、心が健康であること

 この二つが大切なのです。

●身体が健康であるために必要と言われるのは、

1、朝、起きる時間を決める
2、歩く習慣をつける
3、背筋を伸ばした良い姿勢を心がける
4、身体を温める

●心が健康であるために必要なのは、

1、笑いましょう
2、友人や家族と楽しく過ごしましょう
3、役割や日課を持ちましょう
4、褒めましょう・褒められましょう

 高齢になり、不自由になることは自然の流れですが、普段から規則正しく、楽しく生活することが大切です。心当たりのある方は普段の生活を少し見直してはいかがでしょうか。

座ってできる運動を紹介します

☆棒体操
  • 両手で棒を持ち、肩幅に開いて胸の高さまで持ち上げます。(タオルをピンと伸ばして代用してもかまいません)
  • 胸の高さからバンザイするように頭の上へゆっくりと両腕を伸ばします。
  • 再びゆっくりと胸の高さへ戻します。
    これを10回ほど繰り返します。
  • 次に、バンザイをした状態から肘だけを曲げて頭のてっぺんに棒が触れる程度まで下ろし、再び肘を伸ばして下さい。
    これもゆっくり10回繰り返します。

 背筋が伸ばされて姿勢が良くなります。また、肩甲骨周辺の血流が改善され、身体が温まるとともに、肩こり解消にも役立ちます。